みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
突然ですが「不倫」というワードを聞いてアナタはどんな気持ちになりますか?
近年、実質不倫なのに「いやいやこれはセカンドパートナーを持つという新しい関係性なんだよ」なんて語る人も増えてきているのが現状。
そんな現代だからこそ「不倫」というワードに様々な意味合いや思いを抱く人が多いと思います。
しかし、どんな人でも「不倫。ダメ、ゼッタイ。」と思ってしまうであろう作品を今回はご紹介したいと思います。
2005年のアメリカ映画『すべてはその朝始まった』です。
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クライヴ・オーウェンとジェニファー・アニストンという豪華すぎる共演が実現し、ヒットしたサスペンススリラー。
アメリカでは大ヒットしたものの、日本ではなんと未公開!(そのため予告編、英語しか見つけられなくてすみません笑)ビデオスルーになってしまったのですが「劇場公開すればよかったのに!」と勿体無く感じてしまうほど面白いのです。
急速に燃え上がった”不倫関係”のせいで、とんでもないことに・・・
主人公は会社員のチャールズ(クライヴ・オーウェン)。彼は美しい妻と一人の娘と誰もが羨む幸せな暮らしを送っていました。ある日、電車で通勤していたところ車内で切符を買っていないことに気づくチャールズ。急いで乗務員さんに切符代を払おうとしますが、財布の中は空っぽ。
そんな彼に「私が払うわ」と駆け寄ってきた一人の美女がいました。
彼女の名前はルシンダ(ジェニファー・アニストン)。彼女にもまた愛する娘と夫がいました。しかし、その美貌に思わず惹かれてしまったチャールズは、彼女とまた会う約束をしてしまいます。
やがて二人は、お互いの中に芽生える恋心を抑えられず、ホテルへ向かいます。そこで一夜を共にするのですが、なんとその不倫現場に強盗が押し入ります。その強盗はチャールズたちが不倫関係だということを知り、チャールズとルシンダを恐喝。その後も恐喝は日に日にエスカレートしていきます。
お金がアホみたいに消えていく
普通の会社員であるチャールズは、あることの為に7年間も妻とともに貯金してきました。それは愛娘の手術費用。しかし、不倫現場でルシンダがレイプされる現場を止められなかった罪悪感から、強盗の恐喝に一人で対応しようとするのです。そんな彼は会社のお金を横領したり、大切な手術費用にも手を出してしまうことに・・・。
しかし、強盗の恐喝はおさまるはずもなく・・・。
逆に「こいつは金を簡単に出す」と思われ、悪循環に見事に陥るチャールズ。
そんな彼を見ていると、一夜の過ちでたくさんの大切なものを無くし、たくさんの大切なものを傷つけてしまうということを思い知らされます。
本作を観れば不倫のデメリットをたくさん客観視できます。
もし、自分が不倫関係にあって、その関係に傷ついてしまっているのであれば、思い切ってこの作品を観て見ましょう。そうすることで本当に自分の守るべきものは何か気づくことができるはずです。
そして、もし不倫関係をやめたいけどできないという葛藤があれば、本作をきっかけにスパッとやめることができるかもしれません。
使える英会話♡
今回抜選したシーンは、電車の中でチャールズとルシンダが出会うシーン。ルシンダ「I'll pay for him.(私が払うわ)」
チャールズ「What? No no you don't have to do that.(なに?いやそんなことしなくていいよ)」
ルシンダ「Don't worry about it(心配しないで)」
チャールズ「No really It's my fault.(いや、本当にいいよ。これは僕の責任だ)」
ルシンダ「It's alright.(いいの)」
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
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