こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターのAyakaです。
毎年、全世界から注目される映画の祭典「アカデミー賞」。
そのアカデミー賞の前夜に行われるもう1つの映画授賞式をみなさんはご存知でしょうか?
それは毎年「最低」の映画が表彰されるゴールデンラズベリー賞。
アメリカンイングリッシュで“からかう”や“侮辱する”という意味をもつ
“razzie(ラジー)”から命名され別名「ラジー賞」とも呼ばれています。
初期のころはB級映画が受賞することが多かったのですが
ここ最近では輝かしい実績があるのにも関わらず
どうしようもない役柄を演じてしまった俳優や
大ヒットしたのに続編でかなり観客をがっかりさせてしまった作品、
かなり凝っているが一般ウケがイマイチ。。
という作品が受賞する傾向にあるようです。
ちなみに今年のラジー賞はウィル・スミス&ジェイデン・スミスが親子で受賞!
親子で共演をはたしたSF対策の「アフター・アース」がワースト主演男優賞、
助演男優賞、スクリーンコンボ賞の3部門を制しました。
そんなちょっぴり辛口でユーモアのある授賞式で
過去ノミネートされた作品の中から“くだらなすぎて笑える!”作品をご紹介します。
ひますぎて何をすればいいのやら・・という休日や、
なんかほっこりしたい!という時にオススメです!
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2011年ラジー賞完全制覇!アル・パチーノが本人役で出演!
ジャックとジル(原題:Jack and Jill /The Weird Personality)
くだらないことを全力でやり続けるアダム・サンドラーが主演のコメディ映画。
広告代理店で働くジャックと妹のジルをアダム・サンドラーが1人2役演じています。
感謝祭のためにジルがジャックの家を訪問し、珍騒動を巻き起こすストーリー。
アダム・サンドラーが妹の役も演じるとのことだったので特殊メイク等
を使用するのかと思っていましたが、ただ化粧しただけの出来栄えに笑えました。
なんと、アル・パチーノが本人役で出演しています!
しかも歌って踊ってるシーンもあってかなりクレイジーな役柄。笑
ジョニーデップも数分ですが本人役で出演していて、
なぜかジャスティン・ビーバーのTシャツを着ています。
その他にも双子しかわからない“双子あるある”や小学生が好きそうな
低レベルな下ネタの数々にくだらなすぎて笑ってしまいます。
シリアスな役柄が多いアル・パチーノがこんなに笑わせてくれる映画は他にありません。
あのサンドラ・ブロックとブラッドリー・クーパーが最低スクリーンカップル賞受賞
ウルトラI LOVE YOU(原題:All about Steve)
クロスワードパズル作家のメアリーがケーブルテレビのカメラマンのスティーブに
一目惚れをしてストーカーまがいの行為をしてどこまでも追いかけていくストーリー。
クロスワード作家なだけに、いろいろな言葉が思いついて
今まで見た事のないくらい“おしゃべり”な役をサンドラ・ブロックが演じています。
なんと、この映画と同じ年に「しあわせの隠れ場所」で
アカデミー賞主演女優賞に輝いていたのでアカデミー賞とラジー賞をダブルで受賞し、
大きな話題になりました。
不思議キャラのメアリーがロケで飛ばされるスティーブにひたすら追っていく中、
出会う人たちも“不思議キャラ”。
「類は共を呼ぶ」とはこうゆうことなんだなと実感させられるムービーです。
とにかくブラッドリー・クーパーが“ハングオーバー”シリーズと違って
さわやかキャラを演じていて、カッコイイです。
男前を見て癒されたい女子は必見です。
なぜか主演の4人がラジー賞受賞。でもこんな年の取り方したい!
セックス・アンド・ザ・シティ2(原題:Sex and the City 2)
前作の2年後を描いたこの作品は輝かしい4人のストレスに直面した姿を描いています。
サマンサは更年期障害に悩み、
シャーロットは夫がベビーシッターと浮気するのでは?と不安を抱え、
ミランダは新しい上司とうまくいかず、
そして前作で幸せな結婚をしたはずのキャリーも
夫との価値観の違いにストレスを感じています。
そんな4人がアブダビでゴージャスな旅に出かけるストーリー。
前作よりも過激なジョークでところどころ笑いを誘います。
ファーストクラス、1人1台のリムジン、専用の執事。
どれも女性の憧れるものばかり。
ストレスに直面した彼女たちがアブダビで思いっきりはしゃいでいます。
こんなライフスタイル憧れます。
そして中年でもやっぱりテキパキ女子は素敵。
これがまさに大人女子の鏡です。
前作同様ファッションにも注目。
仕事で疲れて現実逃避したいときにオススメです。
以上、“最低”で“最高”な作品でした。
来年のラジー賞はいったいどんな作品がノミネートされるのか楽しみですー!!
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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