大人女子のスタイルアップマガジン

みなさんこんにちは！
Lilcono（リルコノ）ライター・温泉ソムリエすがた もえ子です。

日本人ならみんな温泉が大好きなんじゃないでしょうか？

特に大人女子の皆さんは、たまった疲れを癒しに温泉へ、
という機会も多いのでは。

よく温泉にいくよー、という人でも、
正しい温泉の入浴方法を知らない場合も案外多いもの。

今回は知っているようで知らない
「正しい温泉の入浴方法」をご紹介いたします。

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１　入浴の前後にはコップ一杯程度の水分補給を

入浴によって体内の水分量が減り、血液の粘度が高くなりすぎるのを避ける為に必ずコップ一杯程度の水分を補給してから入浴しましょう。

温泉旅館に行くとお茶とお茶菓子が用意されていますが、
お茶は水分補給（お茶に含まれるビタミンＣは湯あたりを防いでくれます）、お茶菓子は入浴によって失われるカロリー補給という、ちゃんとした役目があるのです。

 

２　入浴前には「かけ湯」

何を当たり前の事を・・・と思われるかもしれませんが、
ここで重要なのは、かけ湯はつま先など心臓に遠い部分からする事。

体の汚れを落とす事だけが目的ではなく、
体を温泉の温度や温泉の成分に慣らすための物でもあります。

由美かおる風にいきなり胸や肩からお湯をかけるのはＮＧ！

理想では１０杯以上のかけ湯が好ましいという事ですが、
源泉掛け流しでお湯がジャブジャブと湧き出ている場所ならともかく、
湯船のお湯の量が減ってしまわないように他の人との兼ね合いも考えて
５～１０杯程度が無難というところでしょうか。

女性では抵抗があるかもしれませんが、
最後に頭にもかけ湯をする事で、
頭の血管を開き立ちくらみなどを予防する効果があります。

 

３　頭には濡れたタオルを

よく温泉に入っている人が頭にタオルを載せている絵が
ＴＶや映画などで描かれますが、
あのタオルは実は重要な役割を果たしているのです。

立ちくらみを予防するためには「熱いタオル」を、
のぼせ防止には「冷たいタオル」を頭に乗せる事で、
温泉によって変化する体温から脳を守ってくれるのです。

もちろん頭にタオルを乗せるなんてオジサンみたいでできない、という方。

気持ちはわかります！

髪の毛をまとめるために頭にタオルを巻きますよね。

あのタオルをお湯や水に浸すのでも、
多少の効果はあるのでやってみてください。

内湯や夏（特に露天風呂など）は冷たいタオル、
冬の露天風呂などは「熱いタオル」をぜひ。

 

４　長湯よりも「分割浴」

いくら気持ちがいいからといって、一度に数十分も長湯するのはＮＧです。

湯あたりやのぼせの原因になるので、
せっかくリラックスしに温泉に来たのに逆に気分が悪くなった・・・
なんていう事に！

理想的な入浴は、３分入浴して休憩、
また入浴を３回繰り返す分割入浴。

えっ？！せっかく温泉に来たのに９分しか温泉に入れないの？
と思うかもしれませんが、この方が湯冷めもしにくいのです。

それでもせめてもう少し・・・と思いますよね。

わかります。

そんな時は、お湯の温度と相談して連続して入れる時間をみてください。
４２度なら５分、４０度なら１５分。

３８度以下なら何分でもＯＫ！

体の深部の温度が３８度になる状態がベストなので、
額に汗がうかび始めたら一度湯船から上がって休憩してくださいね。

 

５　あがり湯は不要

湯船から上がったらシャワーで体を流したくなりますが、実はＮＧなんです。

せっかくの温泉成分が皮膚を覆って保湿してくれるのを
全部流してしまう事になってしまうからです。

あがり湯をするなら温泉の湯口から流れ出てくる
新鮮なお湯を桶で取り、適温に冷ましてから使いましょう。

（※ただし酸性泉など刺激の強い泉質の場合は
シャワーなどで温泉を流した方がいいです）

いかがでしたか？

知っているようで以外と知らない温泉の入浴法。

せっかく温泉に行くのですから、
正しく入って心ゆくまで温泉を満喫してくださいね。

 

  

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