「服を新調するときには、必ず試着をしてから購いましょう」と、言われます。
着心地やフィット感、微妙なシルエット、顔映りなどをトータルで考えるには、頭でシュミレーションを繰り返すよりも、実際に着用してみるのが一番良い方法だからです。
たとえ身長と体重が同じでも、体型はみんなそれぞれに異なるもの。
それに立体裁断である洋服は、平面裁断の和服のように、着方を工夫することにより、スタイルを変えてしまうのは至難の技。
だから、購入する前には念入りな試着が欠かせなのです。
確認するのは、ラインの崩れ方?
スタイリストさんが書いた本を読むと、よく「大きな姿見で、全体のバランスを確認しましょう」と、書いてあります。とはいえ、その絶妙なバランスとは何かが、いまいち掴めないのが本心なのではないでしょうか?
なので、チェックするポイントは立ち姿だけではなく、座ったとき、体をひねったときの服のシルエットです。
それがどのくらい変わるのか、見極めることが大切になってきます。
正面から見ると素敵なブラウスでも、右斜め後ろに振り向いた瞬間、「あれ?」と、思うことや、ジャストフィットのスラックスだと納得していても、後姿を写真で採ると「足が短く映っている」といったことは、度々あるものですから。
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試着において第三者の意見は大切
客観的な視点を持つのは重要です。しかし、店員さんの声が参考になるとは限りません。毎月のキャンペーンで売らなければいけない在庫の種類や量が決まっているなど、ノルマの厳しい店舗が多いからです。
一番いいのは、家族や友達と一緒に行き意見を聞くことですが、ひとりで買い物に出掛けるのが好きな人もいると思います。
その場合は店員さんの意見を聞くしかありませんが、それでも聞き方のコツはあります。
少なくとも、五着ほどの候補の中から「自分には、どれが似合うか」などと、曖昧な尋ね方をせず「清楚に見えるのはどれか」「セクシーになるには」と、具体的な言葉で問いかけるのが良いでしょう。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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