「食欲の秋」と呼ばれる通り、涼しくなると食べ物がおいしくなりますよね。
海水の温度が下がると魚介類に脂がのり、牛乳や野菜の味が濃くなりますから。
とくに、秋冬は鮨が旨い季節です。
しかし残念なことに、鮨は高カロリーでダイエットの妨げになるからという理由で、避けている方が多いのも事実。
炭水化物のシャリは酢と砂糖で味を整え、上に濃厚な雲丹やイクラをのせると・・・。たしかに、低カロリーではありません。
けれども、鮨は日本人の体質とは相性が良く、ヘルシーなので心配することはないのです。
刺身は酵素食
現代は温室栽培が一般的になり、秋冬でも生野菜が食べられます。とはいえ、見た目は同じキュウリやトマトでも、温室ものは栄養価が低いのが現実。つまり、春夏にくらべると生ものが不足気味になるために、酵素が不足してしまいがちになってしまいます。ですが、刺身をいただくと十分な酵素が摂取できるのです。
消化・吸収を助けて、若返り効果も期待できる酵素をしっかり補充できるのが、鮨の魅力と言えるでしょう。
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酢にはクエン酸が含まれています
クエン酸の宝庫である酢は、疲労回復が期待できます。血液や筋肉にたまる疲労物質を素早く分解する作用があるため、積極的に摂りたい成分なのです。
一時期、黒酢やりんご酢を飲むダイエット法が流行りました。
クエン酸の働きを期待していたのだと思いますが、多少薄めたとしてもかなり酸性度が強い酢をそのまま飲むと、歯やのど、胃に負担をかけてしまいます。
その点でも、酢を使いながらも、おだやかな味わいである鮨は優秀なのです。
実は、食中毒になりにくい!?
生魚と言えば、気になるのが食中毒ではないでしょうか?ところが抗菌作用がある酢や、わさびを使用する鮨は、弱った胃腸をいたわりながらも毒性を弱めるための工夫がほどこされています。
好きなネタを、少量ずつ、たくさんの食材を味わえるのも、楽しくて、また、健康に良い秘訣なのかもしれませんね。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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