美容雑誌や、ビューティー本を読むと、必ずと言って良いほど「年間を通じて日焼け止めを塗りましょう」と、書かれてあるものです。
それは晴れている日だけではなく、雨や曇りの時も、さらには、秋冬にまで。
反面、日焼け止めが皮膚におよぼす悪影響については、ノータッチでしかありません。
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日焼け止めは、肌に害があるのか
紫外線から身を守る日焼け止め。これさえ使用すれば、薄着にもなれて便利ですよね。しかし、洗濯物でさも色褪せるほどの、強烈な日差しを化粧品だけで遮るのは、大変なことです。クレンジングも大変ですし、使い続けると、皮膚にかかる負担はかなりのもの。
そして長期にわたり、日焼け止めを常用すると、紫外線アレルギーをひきおこしたり、シミの原因になりかねません。
100%天然物の日焼け止めなら安全なのか
ケミカルな日焼け止めは刺激が強いけれど、植物性や動物由来なら大丈夫。そう考えていませんか?そもそも、なぜ、日焼け止めが肌に害をおよぼすかと言えば、「界面活性剤」にあります。簡単に説明すると、水と油を混ぜる乳化剤ですが皮膚のバリアを壊し、異物を侵入させる厄介な成分です。
もっとも皮膚病の塗り薬の中には、有効成分を肌の深部に届けるために、わざと界面活性剤を配合している場合もありますが。
どちらにしても、毎日のお手入れに取り入れるにしては、刺激が強すぎます。
たとえ無添加や100%天然原料だとしても、できるだけ避けたいのが本音ですね。
ケースバイケース
では、「日焼け止めは塗らない方が良いのか」と、訊かれると難しいところ。日常生活では、帽子や日傘で、日光を物理的にカットすれば問題ないのですが、登山やリゾート地では、やはり必要です。
界面活性剤の害よりも、紫外線ダメージが大きいからにほかなりません。
目安としては、三十分以上、直射日光を浴びる時にだけ塗れば充分です。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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