一般的には、洗顔後のお肌は「しっとり」させましょう。と、言われます。
老化の原因は肌の乾燥であり、いつも、いつも、うるおいを与えないといけない・・・。
ビューティー系の雑誌でも、テレビのコマーシャルでも、繰り返しくりかえし、肌に水分と油分を補給することの重要性をうたわれてきました。
しかし、赤ちゃんのなめらかな頬や、肌理のこまかい年寄り、化粧をしたことのない男性の皮膚は、しっとりではなくサラサラしています。
赤みが出たり、痛いほどドライ肌に傾くのは考え物ですが、実は皮膚の細胞は、健康な状態のときには少しだけ乾燥しているのが自然なのです。
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新陳代謝を促進するためには
皮膚は約二十八日で生まれ変わる。今となっては、美意識の高い女性の間では有名すぎるほど有名な話ですよね。しかし、肌の表面にクリームやオイル、乳液などをつけて、たえずしっとり感をキープしていると、うまく角質が剥がれ落ちなくなるのです。
その結果としてザラザラとした質感になったり、不自然な色むらがあらわれることに。
皮肉ですが、古い角質を落として新しい細胞を活性化させるために、過剰な保湿はマイナスに働くのです。
最小限のスキンケアを
ということは「スキンケアは、さっぱりタイプに切り替えるとよいのね」と思いそうですが、そうではありません。「さっぱり」か「しっとり」とは、使用感であり、実際の効果は大差ないものです。
だから、いくらさっぱり化粧水だけを使い続けても、やはり、角質層は、べったりした状態のままなのです。
スキンケアは粉が吹きそうな所だけに、白色ワセリンや皮膚科で処方された軟膏などを、わずかに塗るだけで充分なのです。
日頃のスキンケアも、皮膚の状態もこざっぱりとさせたいものですよね。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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