Photo by zaimoku_woodpile
もしかしたら、チークは、メイクの主役には、ならないかもしれません。
けれども、そのほんのひと刷毛が、全体の印象を大きくかえてしまいます。
シーズンごとに新色をチェックしたり、自分に似合う色味はどれだろうと、一所懸命さがしますよね。
パール入りやラメが輝くタイプ、ほんのり艶やかな質感のもの。また、パウダータイプやステック、チューブに詰まっているウエットなテクスチャーなど、さまざまですよね。
そして、面長な方と丸顔な方では、入れる位置や、のせかたもちがいますし。
ですが、意外なことに、ハイライト効果を計算してチークを使う方は、少ないのではないでしょうか?
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チークの多色使い
肌色にマッチする一色だけの、シンデレラチークをさがすよりも、あらかじめ多くの色を用意しておき、陰影をつける方法がおすすめです。油彩で表現された人物画を、観察するとわかりますが、顔の表情を描きわけるのは、光と翳が複雑で、想像以上に、ゆたかな色彩にあふれているものです。
というわけで、サーモンピンク一色で頬にベールをかけるよりも、数色を混ぜ合わせたり、部位によって色をわけると、顔立ちにメリハリがついて洗練されますよ。
一例をあげると、輪郭にそって、淡いオレンジをのせて、頬の内側にサーモンピンク、そして、頬の高い位置にベビーピンクを重ねると、洋画さながらの立体感のある肌が完成します。
頬の高い位置を明るいチークで
濃い口紅を使用しなくても、つけ睫毛で目元を強調しなくても、わずか一秒で顔が垢抜ける裏技を紹介しましょう。それは頬のもっとも高い位置に、ほのかに艶感がある、クリーム色や、シャンパンカラー、アイボリーなどの淡い色のチークを入れて明るさを強調すること。
顔の高い場所に光が集まることにより、自然に口角があがり、ほうれい線や、肌のアラが目立たちにくくなるのです。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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