こんにちは、Lilcono(リルコノ)ライターの日高なつです。
※前回の記事をご覧になっていない方は、まずこちらからどうぞ。
初心者OK!アクアリウムを始めてみよう!
水槽に水草を植えた、熱帯魚を入れた、さて、この後はどうする?
駆け出しアクアリストともなると、最初から慌てがちです。
アクアリウムは「水のガーデニング」です。
じっくりまったり、腰を据えて「待つ」のが、基本的な姿勢と考えています。
その際、全くの放置ではなく、必要な手入れは行う。これでOKなのです。
ちなみに、水替えなんてものはせっかく繁殖した水中のバクテリアを減らしてしまうことになりますので、殆どやりません。
年に1回やるかやらないか、むしろ全くしないかです。
私の場合は、底砂の交換の為に2年に1回やるだけでした。
それくらい放置する趣味、それがアクアリウムなのです。
では、今回はそのちょっとした「手入れ」について、お話してみたいと思います。
水草のトリミング
これが、殆どメインの作業になります。水草はすくすくと光と二酸化炭素で成長していきます。
しかし、水槽で育っていますので、高さには限界があります。
種類によっては水面を突き抜けて成長し続けてしまうものもありますし、水面をたゆたうように伸びていき、水面を覆って光を遮り他の水草の成長を阻害してしまうこともあります。
そこで必要になってくるのがトリミングです。
方法としては、伸びた先部分数センチを切り取り、元々植わっていた下の部分を引っこ抜いて、切った先端部分数センチを植えなおすという作業になります。
水草というのは、一部の種類を除き、根っこから養分を吸収する事はほぼありません。
従って根を特別大事にする必要はないので、根っこのことはあまり気にせず引っこ抜いてください。
ちなみに、作業の際、手にはハンドクリーム、日焼け止めなど何も塗っていない状態で作業してくださいね。
人工物の成分が水質にどんな影響を与えるか分かりませんので、最悪の場合飼っている生体が全滅します。
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生体の管理
これは、正直あまり必要はありませんが、気が向いたらやってください、レベルの作業です。アクアリウムは水の中の自然を再現しているものになりますので、トリミング以外ではほぼ手を入れないのが基本です。
とはいえ、全くの放置というのも楽しみがありませんので、気が向いたら生体に餌を与えてください。
与えすぎは逆に水質悪化を招きますので、たまに、で大丈夫です。
毎日やらないと死んじゃうんじゃないの?とご心配の方もいるかもしれませんが、一週間に1回でも十分です。
自然のことですから、中には淘汰されて死んでしまう個体も勿論います。
でも自然ですから、それもまた仕方のない事と割り切るのがアクアリウムです。
死んだ個体は、コケ取り生体でもあるエビ類がお掃除をしてくれます。なので、死んだ個体の回収も必要ありません。
リアルな自然の循環を目の当たりにすることになりますが、これもまた、水の中の大自然の出来事です。
…水槽前面でその光景を見てしまうと、少し、少しだけトラウマになりますが…(苦笑)
水槽前面でお掃除風景が公開されることは殆どないので、ご安心ください。大抵、気づいたら減ったり増えたりしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。実はアクアリウムというのは、立ち上げ時以外にやることは案外少ないものなのです。
つまり、一度水槽を立ち上げたら基本は放置、ということです。
そう考えてみると、ちょっとやってみたくなりませんか?
スムーズに立ち上げ作業だけ終えてしまえば、美しい水とグリーン、鮮やかな魚の競演が楽しめるのです。
興味を持ったなら、まずは熱帯魚店などを覗いてみましょう。
この記事を書いた人
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以前は某技術職をしていたが終電&タクシー帰宅の生活に体力の限界を感じ、転職。
現在はほぼ定時退社、帰宅したらペットに癒されつつガーデニング、アクアリウム、オタク趣味、小説執筆に精を出す日々。
Lilconoでは動物のことや、女子のお役立ち情報等も語らせていただくかと思います。
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