大人女子のスタイルアップマガジン

読者の皆様こんにちは。Lilcono（リルコノ）映画ライターのAyakaです。

大人女子の目標としたい『強く、美しい女性』。
でも実際に誰を目標にしたらいいのかわからない方も多いのでは。

皆様は、モナコ公妃であり元ハリウッド女優として活躍していたグレース・ケリーをご存知でしょうか？


彼女はとても美しく強い女性として有名であり、数々のハリウッド女優も目標とする女性。
そんな世界で大活躍した女性“グレース・ケリー”の実話を元に作られた映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が10月18日（土）より全国ロードショー。
この作品を見て『強く、美しい女性』を勉強しちゃいましょう！

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国を救うために、生涯一の難役に挑んだプリンセス

26歳の若さで引退を発表したオスカー女優 グレース・ケリーとモナコのプリンスの結婚は、20世紀のおとぎ話として現在も語り継がれています。
だれもが憧れるシンデレラストーリーにも、知られざる歴史の１ページが。



社交の場で女性が政治に意見するのは「アメリカ流」だと皮肉られ、夫のレーニエからも控えめであることを望まれる日々を過ごしていたグレース。そんなある日、ヒッチコックからハリウッド復帰の誘いがあり心を動かされたとき、レーニエは過去最大の危機に直面します。
愛する家族を守るため、そして宮殿生活で見失っていた自分を取り戻すため覚悟を決めたグレースは、自分にしかできない秘策を考え出します。

 

グレース・ケリーを見事に演じたのはニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンといえばハリウッドのトップに君臨し続ける大スターであり、まさに21世紀のハリウッドスターの代名詞ともいえる。



そんな彼女が撮影の5ヶ月前からグレースについての大量の映像や資料を読み、彼女独自の身の振る舞いや訛り、話し方を習得すべくリサーチを重ねたそう。
撮影現場でも監督を感心させることの連続だったそうで、監督は「彼女は僕の言う事に真剣に耳を傾けるし、常に最高の答えを見つけ出そうとする。とても仕事熱心でもある。彼女はビッグスターだが、それ以前に本物の女優なんだ」と語っています。
そんなニコールが30年前にこの世を去ったグレースを見事に演じ、現代の女性に必要な『強く、美しい』とは何か？　という事を時代を超えて教えてくれます。

 

華麗なる衣装に目も心も釘付け

「衣装がどれほど重要でありえるかを私は忘れていたわ。衣装デザイナーのジジ・ルパージュは、オリヴィエの昔からの知り合い。それに、ディオールが衣装、カルティエがジュエリーを提供してくれるという幸運も得た。つまり、私は、本物を身につけることができたの」とニコールは語っています。
カルティエは公国の同意のもと、レーニエがグレースに贈った10.48カラットのダイヤモンドの婚約指輪や、結婚の際贈られたルビーとダイヤモンドのティアラ、ダイヤモンドの3連ネックレスなど5つのジュエリーを忠実に複製、加えて現代の数々のハイジュエリーも全編通して着用されています。



そのほか、誰もが憧れるハイブランドがこの作品に力を貸しています。

シャネル・・・アンサンブルスーツの作成に参加
エルメス・・・スカーグやケリーバッグで協力
スワロフスキー・・・クリスタルの散りばめられたドレスに協力

なんと、44もの世の女性誰もが憧れる素敵で最高級な衣装が劇中に登場します。

 

いかがでしたか？
この映画で登場するものはどれも忠実に再現されたもの。
美しいファッションや凛とした女性の行動や心の中をたくさん見る事ができます。
現代でも活かす事のできるヒントを劇中の中から見つけ出してみてくださいね。

 

 



『グレース・オブ・モナコ　公妃の切り札』
10/18（土）より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

（C）2014 STONE ANGELS SAS

2014年度カンヌ国際映画祭オープニング作品
■監督：オリヴィエ・ダアン『エディット・ピアフ～愛の讃歌～』
■出演：ニコール・キッドマン『めぐりあう時間たち』『ムーラン・ルージュ』／ティム・ロス『海の上のピアニスト』『パルプ・フィクション』／フランク・ランジェラ『ドラキュラ』『フロスト/ニクソン』／パス・ベガ『トーク・トゥ・ハー』『カルメン』
■原題：Grace of Monaco ／2014年／フランス／カラー／103分／シネスコ　5.1Chデジタル／字幕翻訳：古田由紀子
■配給：ギャガ

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