みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
今回ご紹介するのは『記憶探偵と鍵のかかった少女』。
最初タイトルとジャケットを見たときに「ん?ファンタジーか?」と思ったのですが、実はサスペンス・スリラー。というそのギャップに惹かれ、
しかも製作に『エスター』や『アンノウン』など様々な手に汗握る作品を世に生み出してきた映画監督ジャウム・コレット=セラの名があったのも魅力的で早速鑑賞!
それが何度も答え合わせしたくなるような作品なんです。
あらすじ
主人公は他人の記憶に入り込むことができるという特殊能力を持つ探偵、ジョン・ワシントン(マーク・ストロング)。彼はその能力を使っているときに、自分の辛い過去と重ね合わせ軽いパニック状態に。そのことから休業していました。
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しかしお金が必要になったジョンは、問題を抱えていて拒食症になってしまった16歳の少女、アナにご飯を食べさせるという簡単な仕事を受けることに。
シンプルな仕事……そう思って、拒食症になった理由を調査する為にアナの記憶を辿ることになったジョン。しかし彼が目撃したのは、教師からの性的虐待や、同級生の殺人未遂事件など、アナの衝撃的な経験ばかり。
その謎に包まれた記憶から真実を突き止める為ジョンは教師やルームメイトにも話を聞きに行きますが、全員がアナの記憶を否定。
一体アナの頭の中では何が起こっているのか…
徐々に心を開いてくれているアナの為にジョンはさらに調査を深めていきます。
今、あなたが見ている世界は一体どこ?
本作では、急にアナの記憶の中だったり現実世界だったりとシーンが次々と変わります。「今、自分が見ている世界は一体どこなのか?」それを踏まえてみると、とっても面白いです。最後の最後まで、アナの記憶が本当なのか嘘なのかわかりません。サスペンス好きで何作品も見ている方でも楽しめる「衝撃的な結末」が待っています。
ちなみにアナを演じたタイッサ・ファーミガは『死霊館』シリーズで知られるヴェラ・ファーミガの妹。妖艶なオーラと不思議な目力を本作でみせたタイッサは次にブレイクする若手女優では?とネットで騒がれました。
そんなミステリアスなタイッサの演技がアナの謎をより一層深くさせています。
何度見ても楽しめる本作。ミステリー好きなら一度チャレンジして見てください。
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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