lilcono美容ライターのekoです。
いつもは美肌作りに関する話題をお届けしていますが、
今回は趣向を変えて・・・。
今月から月に一度、“美容にも効く、読むサプリ”というテーマで、
胸がキュンとする小説のご紹介をしていきます!
よく、恋をするとキレイになるって聞きますよね。
あれって単なる迷信ではないんですよ。
恋をすると、美肌作りに欠かせない女性ホルモン、
エストロゲンの分泌が高まるので、コラーゲンの生成が促進されて、
肌のハリツヤもアップ!
最近、好きな人ができてお肌の調子がいいの~♪という方、
それは美肌ホルモン、エストロゲンのおかげかも。
もちろん、恋なんてご無沙汰・・・という方でも大丈夫。
好きなアーティストに夢中になったり、
映画や本を見て感情が動かされたりしてもエストロゲンの分泌が高まるので、
恋をした時と同じような効果が期待できるんですよ。
ぜひ、素敵な映画や本で、美肌を手に入れていきましょう!
映画に関しては、lilconoライター鈴木佳恵の
「オトナ女子に贈るちょっぴりビターな恋愛映画」も参考にしてみてくださいね!
さて、記念すべき第一回目は、
よしもとばなな『ムーンライト・シャドウ』(朝日出版社)のご紹介を。
1987年に『キッチン』で「海燕」新人文学賞を受賞し、
華々しくデビューしたよしもとばなな。
太宰治を彷彿とさせる親しみやすい文体とわかりやすいストーリーで、
泉鏡花賞、芸術選奨新人賞、山本周五郎賞と数々の賞を受賞し、
一大ブームを巻き起こしました。
学生時代によく読んでいたという方も多いかもしれませんね。
今回ご紹介する『ムーンライト・シャドウ』は、
元々はデビュー作『キッチン』におさめられていた短編です。
突然の交通事故で、恋人の等を失った、さつき。
悲しみのあまり眠れない日々が続いたさつきは、
夜明けのジョギングを始め、等との大切な思い出の場所、
白い橋の上で不思議な女性うららと出会います。
もうすぐここで100年に1度の見ものがある、と告げるうらら。
そこで、さつきが見たものとは・・・?
「克服と成長は個人の魂の記録であり、希望や可能性のすべてだと私は思っています」とよしもとばななは著書のあとがきに記しています。
『ムーンライト・シャドウ』は、まさにその象徴とも言える一作。
主人公さつきが、愛する等を失った悲しみに押しつぶされそうになりながらも、懸命に前を向こうと努力する姿が丁寧に描かれた克服と成長の物語です。
愛する人との別れを前にすると、人は途端に無力になります。
愛すること、そして愛されることを知らなければ
分からなかった別れの辛さをかみしめながら、
それでもわずかな希望を見出して、前を向いて歩いていく・・・
それが人生ですよね。
別れの辛さを経験したことのある全ての女子に読んでもらいたい作品です。
まだ読んだことがないという方は、この機会にぜひ!
【画像出典】http://free-images.gatag.net/tag/women/page/44
この記事を書いた人
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フリーの美容ライターとしてWEBメディアを中心に活動中。
得意分野は、スキンケアやヘアケア、体の中からキレイを目指す食事など美容全般。
現在は、過保護になりすぎた肌を脱却すべく肌断食にチャレンジしています!
自分の経験も生かしつつ、キレイを叶えるための美容に関するTIPSをご紹介できればと思っています。
最近のお気に入りBGMは、三浦大知『The Entertainer』
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