洋服を選ぶ時の基準は、何ですか?
今シーズンのトレンド重視。
似合うこと。
お値段や、ショップ。
それとも、恋人の好みに合わせてなど……たくさんの答えがあると思います。
けれども、コンセプトにあわせてプロデュースする方は少ないのではないのでしょうか?
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映画のヒロインになったつもりで
時々、女性誌のファッション特集で、映画やドラマの登場人物の衣装について解説しています。担当のスタイリストが、役柄のコンセプトに合わせて、なぜ、あの場面ではこの衣装にしたのかを、懇切丁寧に説明しているのですが、センスが良いだけではなくとても論理的で参考になります。
たとえば、心に翳りを抱えているヒロインが、ある人と出会うことによって、変貌していくストーリーがあるとしましょう。
すると冒頭は、モノトーンで肌の露出が少なめ。ですが、少しずつ話が展開するにつれて、やわらかな素材の服が増えていくなどと、おしゃれさと作品作りの心意気の、両面が感じられて楽しいものとなるわけです。
セルフ・プロデュース
現実世界に生きる私たちのファッションは、ドラマの役柄にそってスタイルを決めるわけではありません。しかし、どのように見せたいのかを考えて演出することは可能ですよね。
自分自身のキャラクターを分析して、シーン別に、計画をたてていくこともできます。
そしてスタイリストになった気分で、「私」と言う役にあわせた「衣装」をチョイスしていく作業をとりいれてみてはいかがでしょうか。
小物づかいやアクセサリーの選び方、ロールアップしたジーンズの着方など、これまでとは違った新しい発見があるはずですから。
お出かけ前に「姿見で全身をチェックしましょう」と言われますが、雰囲気やキャラクターふくめての「自分」をプロデュースしてみませんか。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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