しなければ、それにこしたことはないけれども、気がついたら水ぶくれができるほど、日に焼けていた!と言うことはありませんか?
急激な日焼けは火傷と一緒。だから、化粧水や美容液を塗るのは、氷水で冷やしてからでないといけない。そんな台詞を聞いたことがあると思います。
発熱するほどの強い日焼けは、すでに皮膚の深い組織まで傷んでいる状態。
そんな真っ赤になっている皮膚に冷たすぎる氷は、刺激が強すぎるのではないでしょうか。
肌が炎症をおこしている時の、応急処置の方法をお伝えします。
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体温より少し低い「ぬるま湯」で洗顔
清潔な洗面器にお湯をはり、そこに水をたしていきます。温度、体温よりも少し低めくらいが目安ですが、気持ちよいと感じるぬるさが適温です。
日焼けをした直後なら、限りなく「お湯」に近い「水」が理想的。
このぬるま湯(ぬるま水)だけで、何度もなんども、やさしくおだやかに、洗顔をしてください。(体の日焼けも、同じ要領で、何度もぬるま湯をかけます)
ほてりがおさまるまで、顔が冷たく感じられるくらいまで続けるのがポイントです。
イメージとしては、バケツ三杯ほどの、大量の水で顔をさまします。
重度のアトピーや蕁麻疹ができて、どんな石鹸や化粧品をつけても、痛みやひりつきがおさまらない肌でも、この水洗顔だけは受け入れられるようです。
日焼け後のクールダウンだけでなく、痒みがひどい時にもおすすめです。
なぜ水洗顔だけで炎症がひくのか?
どれだけ優れた化粧品や医薬品でも、皮膚にとっては「異物」にすぎません。しかし、ぬるま湯や水は、人体の一部ではなくても、細胞に害を与える心配はないからです。だから、炎症がひどい場合は水で患部をなだめておき、ほてりが鎮まったところで、白色ワセリンや低刺激性のクリームで肌の毛羽立ちをおさえるのがポイントです。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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