夏はしっかりと紫外線対策を行っているのに、冬になると保湿ばっかり心がけて紫外線対策を怠ってはいませんか。
肌寒く感じるような曇りの日でも短時間の外出でも、実は紫外線を少しずつは浴びてしまっているんですよ。
紫外線は美肌にとって大敵
紫外線ってシミができるとか日焼けして黒くなるというイメージを持っている人が多いと思います。でも実はそれだけではなく、肌の老化を早めてしまうものが紫外線なんです。
紫外線を浴びることによって肌にシミができてしまうというだけでなく、真皮にまで到達してしまうために、コラーゲンまで傷つけてしまいます。
コラーゲンが傷ついてしまうことによって、しわやたるみを作る原因となってしまうのです。
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よく聞くSPFとPAってどう違うの?
・SPFとは日焼け止めによく表示されているSPFですが、これは紫外線B波をカットする力のことを指します。
B波というのは、エネルギーがとても強く日焼けを起こす原因です。この赤くなってヒリヒリとする日焼けを起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安がSPF値です。
夏の日焼け止めでよく見るSPF50というのは、約50倍に伸ばせるということになります。
・PAとは
紫外線A波をカットする力のことで、+++など「+」の指数であらわされます。
A波は真皮にまで到達し、肌の老化の原因を作り出します。
PA数値が強いものを選ぶほうが肌の老化を防ぐといった意味では重要になります。
実は、生理前は日焼けしやすい
知っておきたいポイントがこの生理前は日焼けし易いという事実。もちろん個人差はあるのですが、生理前は紫外線感受性を高める働きのある黄体ホルモンの分泌が多くなるため、日焼けしやすくなります。
妊娠中やピル服用中も日焼けしやすくなるといわれているのはこの黄体ホルモンの働きによるものなのです。
できれば生理前はいつもよりも気にかけて、しっかりとUVケアを行いたいですね。
日焼け止めを塗る量ってどれくらい?
日焼け止めはオールシーズン使っているという人もいると思いますが、一度に使う量はどれくらいでしょうか。恐らく日焼け止めを塗ってはいても、正しい使用量を使っている人は少ないと思います。
実は日焼け止めのSPF値は皮膚1平方cmにつき日焼け止め2mgを使った場合の数値です。
実際にこの量は、手の甲などに出してみても驚くような量です。
実際に日焼け止めを使っていても、この量の1/4程度しか使っていないことが多いといわれています。
使用量が足りないと、商品に記載されているSPF値の効果は得られなくなります。
厚塗りになるのを避けたい場合は、こまめに塗りなおすといった方法をとる必要があります。
日焼け止め+ファンデーションでかしこく肌を守りましょう
一番手軽に日常的に紫外線対策を行える方法として有効なのが、ファンデーションを塗る前の下地に日焼け止めをプラスしたり、日焼け止め効果のある化粧下地を使うということです。特にパウダーファンデーションの場合、光を跳ね返すという働きを持っているものも多く、ダブル使いすることで紫外線からかしこくお肌を守ることができるんですよ。
オールシーズン手軽にケアできる方法でしっかりとUVケアを行いたいですね。
この記事を書いた人
- 元ファッションアドバイザー。コスメも大好きで、WEBメディアで美容モニターとしても活躍中の福岡出身のフリーライター。ライターとしてローカルテレビ取材を受けたことも。美容の基本はバランスの良い食生活と正しいスキンケアをモットーに美容やファッションについて綴っていきたいと思っています。
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