リルコノ
2017/11/11 07:11

周りに感謝することで、世界は違って見えてくる。『世界から猫が消えたなら』

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突然ですが、アナタは周りの人やモノに感謝していますか?

当たり前になりすぎて、感謝の気持ちすら忘れてしまってませんか? しかし、それは誰にだってありえることだと思います。

「日々感謝することが大切だ」と気づくことによって、世界の見え方というものが変わってくるのだと私は思います。

そう気づかせてくれて、おまけに深い意味を私の中に残してくれた一本の映画。


それは『世界から猫が消えたなら』。主人公が「余命わずかの30歳」と年齢が近いという理由から、興味をそそられて鑑賞することに。

主演は『るろうに剣心』シリーズでおなじみの佐藤健。かつての恋人役を演じたのは『ソラニン』や『少年メリケンサック』で様々な役柄を演じてきた宮崎あおい。二人とも日本を代表すると言っても過言ではない実力派俳優さんです。

 

あらすじ



郵便配達員の“僕”は、愛猫のキャベツとふたり暮らしで平凡な毎日を送っていました。
突然激しい頭痛に襲われ、病院に行ってみると脳腫瘍のため余命わずかだと宣告されてしまいます。

そんな彼の前に姿形そっくりな“悪魔”が現れ、身の回りの大切なものを「消す」代わりに一日の命をくれるといいます。最初は電話。電話が消える前に、彼は初恋の女性(宮崎あおい)に会うことに。そこから思い出を振り返ります。

その後も、映画や時計など、これまで生きてきた中で大切で人との繋がりになってきたモノが徐々に消されていくのでした。

 

大切な何かに気づかせてくれる「優しい映画」

本作はどこか一つだけ飛び抜けて重要なシーンがある!というわけではなく、一つ一つのエピソードが優しく心に沁みて、私は常に涙を流していました。

最初のシーン。世界から「電話」が消えるのですが、最初は悪魔にどこか賛成してしまう部分もありました。というのも、やっぱり最近は「SNS依存症」という言葉があるくらい、人は携帯電話やスマホに支配されている気がするからです。

私も気づけば電話を触っているなんてこともあって。「よくないことだから、別にいいかも?」なんて思ってしまった、というわけです。

しかし、電話によってどれだけの人と繋がることができたのか? 今のかけがえのない人との繋がりは電話がないともしかしたら存在していないのかも? と改めて電話のありがたさに気付かされるのです。
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次に消えるのは「映画」。世の中には一生分の時間を使ってでも見切れないほどたくさんの作品で溢れかえっていると思います。

私は特にサスペンスやスリラーが好きなのでそのジャンルに特化していると言えますが、ファンタジーやSFの作品はあまり知らなかったりします。

しかし、どのジャンルを好きになるかによっても、きっと付き合っている友達だって変わってくるし、もしかしたら考え方も違ってきたかもしれない。

本作では映画が好きだということがきっかけで主人公は親友を持ちます。親友であるタツヤ(主人公はツタヤと呼んでいます)と映画のことで語り合ったり、オススメ映画を紹介してもらうことで絆を深め合っていました。

きっと映画がなければここまで絆を深め合うことはなかったのかも。

そんな感じで、私のように“僕”に自分を置き換えて本作を見てみると、周りに感謝したくなるし、感謝することで世界の見え方が変わってくるということも感じることができます。

ハンカチ必見のこの映画、人生に悩んだりした時にもオススメです。

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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