リルコノ
2016/11/20 07:11

人に依存することの恐怖『モンスター(2003)』

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みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。
今、私はオーストラリアに語学留学中なのですが、日本を飛び出ると様々なことにショックを受けます。毎日カルチャーショック。

最近受けたショックは、学校の教科書のトピックに「世界の深刻な依存症」というものがあったということ。
整形依存症、恋愛依存症、セックス依存症、ゲーム依存症、アドレナリン依存症などなど、これまで日本のテレビで見たことあるような依存症から、「これ、もしかしたら今後日本でも深刻になっていくんじゃないか?」っていう依存症まで、様々なものが取り上げられていました。
でも、私はその中でも一番怖いなって思うのが「人に依存する」ということです。
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女性って恋愛すると、相手の男性に全てを捧げたい!って思う人も多いと思います。
そういった思いから彼に依存して、彼なしでは生きていけない!って状態にまで陥る人も少なくないはず(私も経験アリです)。
「人に依存」したことの結果、すごい結末が待っていた!なんていう映画を今回はご紹介します。
実在したアメリカの連続殺人犯アイリーン・ウォーノスを描いた『モンスター』。本作では、超絶金髪美女であるシャーリーズ・セロンが約13キロも増量し、徹底した役作りで話題になりました。




純粋に夢を見ていた少女のはずが・・・

主人公は売春婦のアイリーン。小さい頃は「スターになりたい!」という純粋な夢を持っていたものの、8歳の頃に父親から性的虐待を受け、13歳で出産を経験したという彼女。
娼婦として生きていましたが、人生に意味を見出せず自殺することを決意します。

自分の全財産である5ドルを使い果たすため、バーへ立ち寄った彼女は同性愛者のセルビーに出会います。
彼女たちはお互い惹かれあい再会する約束。そしてアイリーンはセルビーのためにお金を稼ごうと売春婦を続けていました。
しかしある日、一人の客からレイブされそうになり思わず銃で殺害してしまいます。
気が動転していたアイリーンはその後、セルビーの家へと駆けつけ、少しでも一緒に過ごしたいと事情を話し、二人は一緒に暮らすことになります。


依存するということの恐怖

前述した通り、アイリーンとセルビーは一夜にして急激に燃え上がります。
そういう恋愛に限って相手に依存してしまう・・・というのは万国共通なのか、アイリーンはセルビーとなら素敵な人生が送れるかもしれない!とセルビーなしでは考えられなくなっていきます。
一方でセルビーも同じ気持ちだったものの、彼女には少しずつ変化が。

お金を与えてくれるアイリーンに対し「お腹が空いたのはあなたのせい」「外に遊びに行きたいし旅行もしたいの!」なんてワガママを言い出します。
セルビーはアイリーンの愛情ではなくお金に依存し始めたのです。
お互いの求めるものが違ってきた二人の関係は、もちろんすれ違って行きます。しかしアイリーンは純粋にセルビーを愛し、彼女との生活を少しでも長く続けたいという思いから殺人を繰り返します。

アイリーンは連続殺人犯。感情移入することはとっても難しいですが、少しでもパートナーに依存したことがある人は、アイリーンの感じている切なさや悲しさは理解できるのではないでしょうか。
私自身も20代前半ごろに彼氏に依存しまくっていた時があったので、アイリーンの心境を本作で見たときに、心が痛みました。
やっぱり人に依存することってよくない・・・というか、依存してしまうことで、こういう結末も待っているんだということを痛感できる作品です。


使える英会話♡

■I think I am beautiful.
「私って綺麗だと思うわ」

■You don't have to stay.
「ここにいる必要はないよ」

■We had a good time though.
「私たち、素敵な時間を過ごしたけどね」

■I am a really hard worker.
「私はとっても努力家です」


この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。

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