ジュエリーが似合う、美しい手にあこがれますよね。
とはいえ、指の骨の太さや関節の高さ、爪の大きさなどは遺伝的要素にくわえて、これまでの環境にも左右され、形を変えてしまうのは困難です。
けれども、手や腕の肌のなめらかさや質感は、日々のお手入れと、心がけによってある程度の水準にまで引き上げることが可能なのです。
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君島十和子さんのハンドケア
手肌のケアの代名詞と言えば「手袋」ですよね。君島十和子さんが、洗い物をする時に手袋を欠かさないというのは、最近話題になりました。
たっぷりとハンドクリームを塗った後で、ますは綿の手袋をして、さらに水を遮るために、ビニールの手袋を重ねるそうです。
そして熱いお湯で食器を洗うと、ハンドクリームが手肌になじみ、即効でドライスキン解消になるのだとか。
梅蘭芳の努力
さらに京劇の名女形、梅蘭芳は、季節を問わずに、手袋でガードしていたと言うエピソードも残っています。日常生活の中で手袋を常用すると、紫外線から肌を守るだけでなく、指や腕に余計な力が入るのをふせぐ役割があります。
指先の動きに特徴がある繊細な表現が多い京劇の女役にとって、手の美しさは、顔と同じくらい大切な要素なのですね。
湯船につかって甘皮のお手入れを
マニキュアを塗らなくても、爪があかぬけた印象になる秘訣は「甘皮」です。爪の付け根にある、余分なものをとりのぞくだけで、すっきりと洗練されたイメージになりますから。ネイル・サロンに足を運ばなくても、自宅でできるお手入れ方法を紹介します。
毎日、入浴するときに、湯船に指先をひたしたまま、やわらかいガーゼで、そっと、爪の周辺を拭い取ります。
爪の付け根がちょうど良い具合に、お湯でふやけているので、やさしく触れるだけでスッキリしますよ。
この記事を書いた人
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82年岡山県玉野市生まれ。同市在住。歌誌「短歌人」に出詠中。
新聞・雑誌の読者投稿を経て、2014年から、ライターとして活動開始。
短歌実作の話をすると、某読者様に「与謝野晶子みたい」と言われました。しかし、作品ではなく、外見のことだ判明して撃沈。以来、自称ニューハーフ顔だと信じこみ、たくましい髪質と骨格を、カバーしながらも、生かす美容と、ファンションを研究中です。
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