リルコノ
2017/07/01 07:07

心霊スポット好きが挑戦すべきサスペンスホラー『1408号室』

女子目線、大人のレビュー

みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。

みなさんは、心霊スポットに行ったことはありますか? 肝っ玉の小さい私はもちろん一度もありませんが、数年前に私の友達の中で唯一心霊スポットが大好きだった子が大きな病気を患って余計に恐怖を感じた記憶があります。

心霊スポットに行く勇気はまったくないけど、行った人の一部始終を見てみたい!という人にオススメなのが『1408号室』。
ホラー小説の巨匠であるスティーヴン・キングの短編小説を基に描かれているホラー作品です。

主演は『アイデンティティー』や『推理作家ポー 最期の5日間』、『フローズン・グラウンド』など数々のサスペンスで強烈なキャラクターを演じてきたジョン・キューザック。

そして『パルプ・フィクション』で英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞し、『イングロリアス・バスターズ』でナレーションを担当、『ヘイトフル・エイト』の主演を務めるなどクエンティン・タランティーノ監督作品に引っ張りだこの名優サミュエル・L・ジャクソンも出演しています。

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あらすじ

心霊現象が起きるという宿に宿泊してはランク付けをし、本を執筆していた作家のマイク(ジョン・キューザック)。彼は幼い娘を病気で亡くしてから妻に何も言わずに住んでいたニューヨークを離れ、ロスで暮らしていました。

そんな時、一枚のハガキが届きます。そこには「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入るな」というメッセージが。

さっそく電話をして宿泊予約をしようとしたマイクですが、宿泊希望日を言う前から「予約がいっぱいです」と断られてしまいます。怪しく感じたマイクは、本のネタになるかもと好奇心旺盛で無理やり予約を取り付けます。

娘が死んでから久しぶりにニューヨークを訪れたマイク。さっそくドルフィンホテルに到着しましたが、そこでジェラルド・オリン支配人(サミュエル・L・ジャクソン)に話しかけられます。

支配人室に通されたマイクは、ジェラルドから合計56人もの人が1408号室で死亡している事実を突きつけられます。しかも全員入室して一時間もせずに死亡しているのだとか。

それでも泊まりたいと要求するマイクにジェラルドは仕方なく鍵を渡します。

1408号室に足を踏み入れたマイク。しかし数分も経たないうちに恐怖の現象が彼を襲います。部屋の時計も狂い出し60分のカウントダウンが突如始まります。

「一時間ももったやつは一人もいない」そんなジェラルド支配人の言葉がマイクの脳裏をよぎり、徐々に恐怖心に侵されていくのです。




おばけを信じない人が痛めつけられる作品

心霊現象や怪奇現象をまったく信じず、心の中で馬鹿にしているような人が痛めつけられる本作。

きっと、心霊現象を信じている人はさらに恐怖心を抱いてしまうだろうし、逆に信じていない人でも突然起こる怪奇現象にびっくりさせられること間違いなし。

マイクに感情移入すれば、自分も心霊スポットに行ったような擬似体験を楽しめることでしょう。ある意味エンターテイメント作品。

怪奇現象の表現方法にも注目していただきたいです。ダイナミックなものもあれば、静かすぎて逆に背筋凍るわ!と突っ込みたくなる現象までさまざま。

1408号室の"謎"にも注目しながら鑑賞してみてくださいね。


使える英会話♡

"What do you want from me !?"
「一体俺から何がほしんだ?」

"Do not stay in that room."
「その部屋にはいるな」

"It’s not real."
「これは現実じゃない」

"I’m gonna die."
「俺は死ぬんだ」


 

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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