リルコノ
2016/01/27 07:01

『トゥルーマン・ショー』から学ぶ、「外の世界への憧れ」の大切さ

女子目線、大人のレビュー

冒険がしたいあなたへ

毎日忙しく働いていると、「海外へ行きたい!」「冒険がしたい!」と思うことはありませんか?
私の場合は、お世辞や悪口など女子独特の人間関係に疲れてしまった時に、「誰も知らない世界へ行って現実逃避したい!」と心から思うときがあります(笑)。
ところが、そんな「外の世界へ行きたい」願望は、とっても大事なものなんです。

私にそう思わせてくれた一本の作品。それは、1998年のアメリカ映画、ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』(The Truman Show)。
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トゥルーマン・ショーはこんなお話

主人公は、とある島で保険会社のセールスマンとして働く、明るい青年トゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)。
笑顔が素敵なトゥルーマンですが、彼には苦しい過去が。幼い頃、父親を水難事故で亡くしているのです。
しかも彼自身も水恐怖症にかかり、一度も島を出たことがありません。

ある日、出勤時に亡くなったはずの父親に激似なホームレスとすれ違います。思わず「父さん……」と近寄るトゥルーマン。
しかし、ホームレスの男性は、急に島の住人に連れ去られてしまいます。そのことがきっかけで、トゥルーマンは島の住人を不審に思い始めます。

実は、彼が住んでいる島は、トゥルーマンの人生を生放送で世界中に放送する人気TV番組「トゥルーマン・ショー」の超巨大セット!
もちろん、家族も友人もエキストラや俳優でフィクションだったのです。それを知った彼は現実の世界への脱出を決意します。



トゥルーマンは、外の世界への興味と、冒険の意欲がある青年。“外の世界への憧れ”が強かったからこそ、違和感に気付くことができたのではないでしょうか。
そんな彼の意欲が、どれだけ人生に重要かを本作では学ぶことができます。

今の世界が偽りで、自分の行くべき本当の別世界があるとしたら……と自分自身に置き換えて観てみるのもオススメです。
そしてジム・キャリーの熱演に、心揺さぶられること間違いありません。

 

  

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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