日本でも大ヒットした『幸せのちから』の監督が手がける最新作『パパが遺した物語』が10月3日に公開される。
本作は、ニューヨークを舞台に一冊の小説が時代を越え少女の成長を見守っていく、父と娘のかけがえのない物語である。
あらすじ
過去のトラウマから、愛を見失ってしまったケイティは人と深い関係を築くことを避けて生きてきた。
そんな彼女の前に作家だった亡き父ジェイクの大ファンだという青年キャメロンが現れる。
ケイティはキャメロンと恋に落ち、過去と向き合い新しい人生を踏み出そうとしていたが、なかなか大切な一歩が踏み出せないでいた。次第に明かされていく過去の事件と、純粋すぎる父親と娘の愛の物語。
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最高のキャスティング
ケイティには『レ・ミゼラブル』のコゼット役で絶賛されたアマンダ・セイフライド。
プロデューサーは「今回のケイティ役は特に悲劇的な過去を持つ役柄だけれども、彼女はをれを目の演技でとても良く表現してくれた。」とコメント。
彼女のミステリアスで観客を引き込むような目の演技は見どころである。
父のジェイクを演じたのは『グラディエーター』でアカデミー賞を受賞した名優ラッセル・クロウ。
彼は脚本を読んですぐ本作に参加する手続きを進めたほどストーリーに感動したのだとか。
ジェイクを演じるために少し体重を増やし、精神科医に話を聞いたり、劇中でジェイクが見せる痙攣の発作の病状を持つ人たちを撮影した映像を研究したりと、役作りのために多くのリサーチを重ねたのだとか。
幼少期のケイティを演じたカイリー・ロジャーズは500人程の少女の中から選ばれたシンデレラ・ガール。
プロデューサーのクレイグを驚かせたのは、彼女に「泣いて」と伝えるとその瞬間にすぐ涙をこぼしたこと。
「少し時間が経ってから泣ける子はたくさんいるなか、彼女の演技は自然で正直だった」と語っている。そんなシンデレラガールカイリーちゃんの演技にも注目してみてほしい。
1989年と現代のニューヨークを照らし合わせながら展開してくストーリーに父親の純粋過ぎる愛情がたっぷり詰まっている本作。ぜひ劇場で、純粋な親子愛のストーリーに涙してほしい。
パパが遺した物語
10月3日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
配給:ギャガ
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
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