自分が全くしたことがない仕事。「自分ならこれくらいできそう!」となめてかかってしまって、実は奥が深く、痛い目を見たことがある人は多いのではないだろうか。
そこで諦める人もいれば、根性で続ける人もいるだろう。映画『私がクマにキレた理由』はパワフルさのみで、女性が成長していくストーリー。主演は、『アベンジャーズ』シリーズや人間離れした能力を発揮する『ルーシー』などでパワフルな女性を演じているスカーレット・ヨハンソン。
本作では、迫力あるアクションシーンはないものの、彼女の違う意味での「パワフルさ」をみることができる。
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舞台は誰もが憧れる街ニューヨーク。素敵なエリートになることを夢見るアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、希望していた会社の面接を受けることに!
だが「あなたは一体どんな人?」という簡単な質問に答えることができなかった。自分自身を見つめ直すため、公園で一人考え事をしていると、一人の男の子に出会う。
その子のゴージャスな母親ミセスX(ローラ・リニー)に「ナニーとして働かないか?」とオファーが。
アニーはベビーシッターという仕事がとんでもなく大変だということを知らず、都会に住めるという甘い誘惑のみでナニーの仕事を始めることに。
ベビーシッターの目線から上流階級の家庭の実態をリアルに描いた原作はアメリカの女性から支持されまくり、なんとベストセラー小説に!
名作「プラダを着た悪魔」などに続く、女性を前向きにさせてくれる内容に仕上がっている。
エリートに憧れるが、実際はまったく違う仕事をし始める女の子が主人公ということもあり、エリートに憧れる女性は必ず共感できるのではないだろうか。
そして上流階級からすれば、ナニーはなめられる。そんな差別すら感じ、24時間休むことなく与えられる仕事に耐え抜くアニーの度胸やパワフルさは、女性の背中を押してくれること間違いないだろう。
これから留学などを考えている女性は、もしかしたらナニーの仕事をやることになるかもしれない。
海外では日本人向け求人に多くナニーの仕事が掲載されているのだ。もし、留学やワーホリで海外に長期滞在する予定がある人はぜひ本作を見てほしい。
この記事を書いた人
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神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
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