リルコノ
2017/05/29 07:05

肌荒れでもう悩まないために生理周期を味方につけよう


遅く帰ってきても必ずメイクを落として寝るようにしているし、スキンケアも人よりも丁寧に行ってるつもりなのに、気が付いたらまた肌が荒れてしまっている…というようなことはありませんか。
ひょっとしたら、生理周期を知ることで解決できるかもしれませんよ。


女性ホルモンと肌状態には深い関係がある

女性ホルモンのバランスの変化によって、お肌の状態って大きく変化をしてるって知っていますか。いつもと同じ化粧品を使ってケアをしているのに、今日は、なんだかお肌に合わないように感じることはありませんか。
それこそが、ホルモンのバランスによってお肌の状態が変わることで起こっている現象なのです。

女性ホルモンというのは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二つのことで、これらによって生理周期をコントロールしています。


ホルモンによって肌への影響も違う

卵胞ホルモンを一般的にエストロゲン、黄体ホルモンをプロゲステロンといいます。
エストロゲンは、女性らしい美しさや若々しさを作るホルモンで、お肌の水分量を増やし、肌のキメを細かくし、コラーゲンの生成を促すことにより肌のハリをアップさせるというような働きがあります。

またプロゲステロンは妊娠と生理を助けるホルモンで、このホルモンが増える時期は、からだ自体が水分をため込みやすくなり、むくみやすくなり血行不良といったことも起こりやすくなります。
しかし、体温が上昇し皮脂分泌が増えるためにニキビができやすくなってしまいます。
生理周期によって、この二つのホルモンの量が大きく変化するために、生理周期をよく理解して、それに合わせたスキンケアを行うことで、肌状態を安定させることができるようになります。
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自分自身の生理周期を知ろう

生理周期を知るためには、基礎体温を付けるというのが一番大切ですが、今はとても便利なアプリなどもあるので、自分自身の生理周期を知ることは比較的簡単に行うことができます。

・月経期(生理初日~7日目まで)
女性ホルモンの分泌が少なく、肌がかさつきやすく、敏感肌になりやすいので、この時期に新しいコスメを試すのは避けたがよいでしょう。肌が乾燥しやすいので、保湿はしっかりと行うようにしましょう。

・卵胞期(生理から8日目~13日目)
エストロゲンの分泌が増え、体調も肌も調子が上がる時期です。肌が安定するためにこの時期なら新しいコスメを試すのにぴったりです。いつものスキンケアにプラスしたスペシャルケアもこの時期に行うほうが効果を感じやすいようです。メイクのノリもよく感じやすい時期です。

・排卵期(生理から14日目~16日目)
一番肌状態が安定している時期ともいえます。排卵期というだけあって、妊娠しやすい時期なので生物的にも魅力的に見えるように身体が変化しやすい時期です。全体的にハリを感じやすい時期だといえます。この時期のスペシャルケアも効果を感じやすい時期です。

・黄体期(生理から17日目~28日目)
このころは、女性ホルモンのバランスが逆転する時期です。エストロゲンよりもプロゲステロンが増え、皮脂分泌が増えていきます。
この時期が一番ニキビができやすい時期だといわれています。また、シミになりやすいのもこの時期です。

この時期は、肌トラブルが起きやすいので、新しいコスメは試さないようにしたり、皮脂コントロールの働きがある化粧水を取り入れるなどするといった工夫も必要です。
ニキビができやすい人は、この時期は、揚げ物やスナック菓子などを控えるようにするのもいいかもしれませんね。


自分自身の生理周期と照らし合わせることで、肌トラブルに見舞われないようにしたいですね。

※生理周期を28日として紹介しています。

この記事を書いた人

sana
sana
元ファッションアドバイザー。コスメも大好きで、WEBメディアで美容モニターとしても活躍中の福岡出身のフリーライター。ライターとしてローカルテレビ取材を受けたことも。美容の基本はバランスの良い食生活と正しいスキンケアをモットーに美容やファッションについて綴っていきたいと思っています。
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