リルコノ
2017/07/15 07:07

コスプレしたら脱げなくなっちゃった異色ホラー『クラウン』

女子目線、大人のレビュー

みなさんこんにちは。Lilcono映画ライターのトキエスです。

日本にも定着してきたハロウィン文化。10月に近づくにつれ「今年のハロウィンは何にしよう?」という話題で盛り上がりますよね。

定番のゾンビから、その年ブームになったアメコミヒーロー、芸人の衣装などなどさまざまですが、やっぱり私はピエロが一番不気味だと思います。

昔、相当怖いビジュアルのピエロがでてくる『IT』という映画をみてトラウマになったことがあります(そのキャラクターが怖すぎて映画の内容あんまり覚えてないけど)。



そのためマク○ナルドのあのキャラクターでさえ怖かった時期が……きっと同年代の方の中には同じような体験をした人も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、息子の誕生日パーティーに喜ばせようとピエロの衣装を着たら……脱げなくなっちゃった!という斬新なホラー映画『クラウン』をご紹介。




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あらすじ

不動産屋で働くケントは妻のメグ、息子のジャック3人で平凡ながら幸せの家庭を築いてきました。

ジャックは誕生日にピエロが来ることをとても楽しみにしていましたが、なんと出張依頼の手違いでピエロが来てくれないことが判明。メグはケントに急いで電話して相談します。

大好きな息子を悲しませまいと、その時取り扱っていた物件の物置をあさります。ちなみにその物件はオーナーが死んでしまったため全て処分予定。

そこには古い箱に入れられたピエロの衣装がありました。急いでその衣装を着て帰ると、息子ジャックは大喜び! なんとか誕生日を盛り上げたケントは疲れてしまいピエロの衣装のまま寝てしまいます。

翌朝、ケントは衣装を脱ごうとしますがなぜかつかかって脱げません。しょうがないのでそのままジャックを学校へ送ります。周りの父親や生徒からは笑われてしまい、挙げ句の果てにそのまま建築現場へ出勤することに。

そこの洗面所で見つけたカッターで衣装を切ろうとするも、誤って自分の手首を切ってしまいます。ケントは、衣装がやがて自分の肉体と同化していることに気づきます。

病院に行くも、手首の傷から精神的におかしいと思われたケントは自分で衣装の謎について辿ることに……

するとケントが着用している衣装には恐ろしい謎が隠されていたのです。


元ネタは学生がジョークで作った動画だった!?

なんと本作、映画学校に通う学生ジョン・ワッツとクリス・フォードがジョークで作った映画予告がきっかけ。

動画をYouTubeにアップし、二日経たないうちに「この映画を本物にしない?」と『ホステル』シリーズを手がける人気ホラー映画監督イーライ・ロスから依頼があったのだとか! なんというシンデレラストーリーなんでしょう!

ちなみにこれがそのフェイク予告。



この学生達……才能溢れすぎでしょう!
勝手にイーライ・ロスの名前を使って、怒られる…!かと思いきや、まさかの本人からのオファーって本当すごいですよね。


使える英会話♡

“Okay, listen it’s.. everything is gonna be fine . I’ll be home soon.”
「了解、大丈夫だ。すぐ家に向かうよ」

“It seems like he was a little bit of goof-up, all right?”
「パパ、なんかちょっとドジちゃったみたい。わかった?」

“Let’s make this the best birthday ever.”
「今までで最高の誕生日にしよう!」

“I forgot I was a clown.”
「ピエロだったこと忘れてたよ」

“Harry up and eat, come on.”
「急いで!早く食べて、ほら」

“Why are you showing me this ?”
「なぜこれを俺に見せるんだ?」

この記事を書いた人

トキエス
トキエス
神戸出身。音楽業界で様々な業務を経て、現在デザイナー&映画ライターとして活動中。
ライブやフェス、舞台等、感動を直接肌で感じれる場所が大好物。
音楽、映画、海外のお役立ち情報を随時発信中。
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