リルコノ
2014/04/22 15:04

バンクーバーのカフェ事情

皆さんのカフェ度はいかがですか?

街を歩けば棒には当たらずともカフェに当たらない街はないほど、
今や市民権を得たカフェ。

会社帰りに、ショッピングの合間に、女子会に。
カフェ無しの生活なんて考えられないっ!

コーヒーのかほりに目がないLilcono(リルコノ)ライターのるぃです。

もちろん火付け役といえばアメリカ•シアトル初のスターバックスですが、
ご存知でしょうか。

実はカナダ•バンクーバーはシアトル以上にカフェが楽しめる街。

世界でコーヒーのおいしい都市ベスト10に選ばれるほど。

しばらく前のテレビ番組でもカフェを持ちたいという女子が
バンクーバーへ単身乗り込んでいましたね。

カフェのハシゴが楽しめる
カフェアミューズメントパークと言っても過言では無い都市、
バンクーバーのカフェをご紹介しましょう。

 

<人気コーヒーチェーン店>

Tim Howton's ティム・ホートン


カナディアンの代名詞と言って過言でないドーナツで有名なティム・ホートン。

ティミーズと呼ばれ親しまれカフェとしてカナダ国内スタバに続く2位、
ファストフード店としてはマックを抜いて1位!ダウンタウンだけで7店舗はあります。

日本で言うミスドですが、サンドイッチもスープもおいしい、
そしてコーヒーも安くてうまいっ!とVancouverite(バンクーバー人)の駆け込み寺的存在。

コーヒーは最初から砂糖とミルクを入れて出してくれるので
スタバのように別でテーブルがありません。

砂糖とミルクを1つずつだと「シングル・シングル」、
大きいサイズで頼んでもっとたくさん砂糖とミルクが要る場合は2つずつの
「ダブルダブル」や3つずつの「トリプルトリプル」と頼む人もいます。

これはティム・ホートンでだけ通じる覚えておきたい通の会話なのです。
夏の大人気商品は「アイスカップ」と呼ばれるアイスカプチーノ。

甘めでクラッシュ氷がひんやり冷たいシェイクはどこの店舗でも行列です。

Tim Howtons

(カップの飲み口をクルクル巻いて広げるとコーヒーやドーナツ、車やパソコンが当たるキャンペーン。)

 

Blends ブレンズ


バンクーバー発のフランチャイズ・カフェ。

実は関東に4店舗展開するこのカフェは、
その抹茶ラテ(英語でもMaccha Lateと親しまれる)が人気で、
抹茶は日本から直輸入した最高級の抹茶を使用し茶碗と茶せんでお茶を立てて作ってくれる。

またホットチョコレートはダーク、ミルク、ホワイトから選べ、
ベルギーチョコレート使用の本格派。ラテアートで有名なのでラテを注文の時は頼むべし。
私の夏のお勧めは何といってもチロと呼ばれるフルーツシェイク。

スタバのフラペチーノからミルク感を抜いた爽快な飲み物。

色々選択肢があり、私はいつもベースのフルーツにヨーグルトを混ぜて酸味を追加。
はまる人続出の散財覚悟のドリンクです。

blenz

 

JJ beansジェイジェイビーンズ


こちらもバンクーバー生まれのカフェ。
本物のコーヒー好きが集まり、ライバル店のバリスタも
プライベートではJJ Beans に来るという。

店内の大きな機械でコーヒー豆を炒る時には、
店内全体が豆の焦げたアロマで充満します。

コーヒーを楽しんで欲しいということでネット利用不可。

とてもアットホームで、知らない人とでも
会話を始めちゃえるみんなの行きつけコーヒー店。

ただし、タイミング良く豆を炒る時に当たるかもしれないので、
着ていく服には気をつけましょう。

JJbean

 

Cafe artigiano カフェ・アーティジャーノ


赤いリボンが目印のイタリアンスタイルカフェ。

2000年の1号店からとんとんと店舗を増やし、
バンクーバーでも格好いいちょい悪おやじ達が
パティオでカフェなんて光景を見かけます。

パニーニ、ベーグル、ワッフル、オムレツも
その場で温かい出来立てが出てきて気分はすっかりナポリ?です。

 

最後に私のお勧めカフェを1店。

<番外編>

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Giovane cafe ジョバネ・カフェ


大きなgマークの看板でおなじみのフェアモントホテル1Fのカフェ。

昼はカフェ、夜はワインバーに早替わりするちょっとハイセンスな
「お出かけ用」の取っておきカフェと言えます。

デザートは全てケーキショップに置いてあるレベルの見た目にも美味なケーキ。
またサンドイッチも本格パニーニを新鮮な野菜で作ってくれます。

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が、有名なのはシュガー・バンという
コロッとしたたっぷりカスタードのデザート。

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お酒を飲まないあなたでも、
こんな行きつけのカフェを見つけられるのがバンクーバーなのです。

カフェ好きならこんな視点でバンクーバーを楽しむのもまた一興!!

フランチャイズだけでもその他、Waves CoffeeやTake5、Second Cup など
まだまだある上に個人経営もしくは1店舗オンリーのカフェは数えきれないくらいあります。

これだけカフェがあってお客さんが入るのかと心配にもなるのですが、
これがどうして、どのカフェもそれぞれにコーヒーの味・取り扱う食べ物・雰囲気・センス・客層によってしっかり固定客がいるのです。

カフェ好きにとってバンクーバーはまさに
「カフェのアミューズメントパークやぁ~!」なのです。

(画像加工 DECOPIC)

 

 

この記事を書いた人

るぃ・ベジェン
るぃ・ベジェン
英語科卒。百貨店と貿易物流会社を経て、カナダ・バンクーバーにてマーケティングとギャラリーマネージャーを経験。
帰国後、某大手企業にて翻訳/通訳/事務を通して日本と米国を行き来。
Foodieとしてレストランやカフェに通うと共にアラサーの体をいたわりホームクッキングにも精を出している。
安くて良いものを探す関西人魂は海外でも健在。海外から様々な切り口でライフスタイルを執筆。
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