毎月の女の子の日、嫌になりますよね。これ本当に毎月毎月必要?!って人生に何度思うことか。旅行やアクティビティーを計画しているときに重なったり、うんざり。
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Lilcono(リルコノ)ライターのるぃです。
この毎月のうんざりですが、実は計算すると一生で2430日もの間生理になっているそうです。これは7年間に相当します。さらに、タンポンやナプキンで計算すると12,000にもなるということです。そう考えてみるとすごいですね。ここで、前衛的で斬新なアイデア、「Lily Cup」をご紹介します。
なんと、これは発案者が日本へ旅行したときに折りたたみカップを見て取り入れたという新デザイン。タンポンやナプキンの代わりに使用し、何度も再利用が可能とのこと。この発案のバックにはこんな理由がありました。
環境問題
上記のような使い捨て生理用品をパッケージや1つ1つの個包装を含めて毎月廃棄していることを考慮すれば、どれだけの地球資源を無駄にし捨てているか安易に想像がつきます。そこでリリー・カップのような何度も使用できて何年も使えるものが必要なのです。エコ度のかなり高い商品と言えます。photo: kickstarter.com
なんとアメリカ人女性が1年間に使用するタンポンとナプキンの重さは、タイタニック号の6艘分に相当するそうです!
コストの節約
この使い捨て生理用品は環境に影響するだけではなく、お財布にも紐付いているのです。お金を捨てているのですよ。リリー・カップは何年も持ちます。生理用品に使うコストを75%もカットすることができます。photo: kickstarter.com
健康でいるということ
ナプキンやタンポンは一見害があるおうに見えませんが、実はダイオキシンやフランといった不快な化学製品が含まれています。それに知っていますか?タンポンはコットンで出来ているのではなく化成処理された木材パルプで出来ているのです。さらに、最近よく問題になっているのが未使用タンポンを押し出してみたらカビまみれだったという問題。体の中に知らずに入れているかもしれないと思うと恐ろしいです。photo: kickstarter.com
リリー・カップは医療現場で使用されるレベルのシリコンを100%使用していて、低刺激性、ラテックスフリー、フタル酸フリーで、毒素ゼロ!膣のpHバランスと細菌叢のバランスを保ちながらも、シリコンは非吸収性であるので漏れません。カップを挿入してから10時間もつそうです。
photo: kickstarter.com
さて挿入方法ですが、タンポンと同じように挿入し取り出したら中の血液を流し、キレイにあらって再利用とのこと。
10時間持つことを考えれば家に帰って取り出し洗うという作業も可能ですが、万一外で・・・となると、取り出すときに漏れたら・・・お手洗いの洗面台で洗っているときに誰かが入ってきたら・・・。
どうですか???試してみる価値ありでしょうか?それとも、無し!ですか?
photo: kickstarter.com
この記事を書いた人
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英語科卒。百貨店と貿易物流会社を経て、カナダ・バンクーバーにてマーケティングとギャラリーマネージャーを経験。
帰国後、某大手企業にて翻訳/通訳/事務を通して日本と米国を行き来。
Foodieとしてレストランやカフェに通うと共にアラサーの体をいたわりホームクッキングにも精を出している。
安くて良いものを探す関西人魂は海外でも健在。海外から様々な切り口でライフスタイルを執筆。
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